3月7日(土曜)
第七十九回卒業証書授与式が挙行され、
43名の生徒が卒業しました。
◎校長式辞より抜粋
(前略)
私たちが生きる社会は、かつてない速度で変化を続けています。だからこそ、先人の知恵を礎としながら、自ら考え行動し、多様な他者と協働しながら新たな価値を創造する力が求められています。そこで、本日の門出にあたり、一つの言葉を贈ります。
「国の未来は、一人の人に存する」
これは明治維新という激動の時代に、日本の未来を信じ、後に初代内閣総理大臣となった伊藤博文公が一人の人間が持つ無限の可能性を信じて語り継いだ精神として知られています。つまり、未来とは誰かから与えられるものではなく、今日ここにいる皆さん一人ひとりが、どう生きるかによってこれからの大和、光市、そして日本の未来が変わるということです。
それほどまでに皆さんの存在は、大変尊いのです。社会の在り方を願うなら、まず自らがその一歩を踏み出すこと。優しい未来を望むなら、自らが優しくあること。夢ある国を願うなら、自らが夢を抱き、歩み続けること。自分の人生の舵取りはもとより、より良い社会の創り手となること。その覚悟を私たちに教えてくれる言葉です。
卒業生の皆さん、これからそれぞれの道が始まります。喜びの日もあれば、心が折れそうになる日もあるでしょう。そのようなときには思い出してください。この場所で共に笑い、共に涙し、共に歩んだ仲間の存在を。あなたは決して一人ではありません。
皆さん一人ひとりは大和、光市、そして日本の未来を担う存在です。志を高く掲げ、歩みを止めることなく、自らの道を誇りをもって進んでください。皆さんが切り拓く未来が、さらに多くの奇跡を生み出していくことを、私は固く信じています。
そして、人生には誠実に歩んでいてもなお、試練が訪れることがあります。そのような時には、傍であるいは、遠くから皆さんを支え続けているご家族や友人、そしてふるさと光、大和地域の方々の存在を思い出してください。皆さんの背中を温かく見守る人々がここにいます。
(中略)
結びに、校歌および3年生合唱コンクール曲の一節を贈ります。
「洋々とぶべし 吾等明日あり」
「果てしない空へ 旅立ってゆく まばゆいほど輝いて」
「きっとまた会おう」光の街で
それでは、保護者の皆様、地域の皆様、本校の伝統を受け継ぐ在校生の皆さんとともに、第七十九期卒業生全員の輝かしい未来に夢を希望を託し、式辞といたします。
令和八年三月七日
光市立大和中学校 校長




